30.html (3466B)
1 2 <!doctype html> 3 <html> 4 <head> 5 <meta charset="UTF-8" /> 6 <link rel="stylesheet" href="../style.css" /> 7 <link rel="icon" href="/public/minerva-juppiter.svg" /> 8 <title>エイリアンの丸焼き</title> 9 </head> 10 <body> 11 <header> 12 <h1>Blog</h1> 13 <h2>by Minerva_Juppiter</h2> 14 <nav> 15 <a href="/">Home</a> 16 / 17 <a href="/about">About</a> 18 </nav> 19 </header> 20 <article> 21 <h1>エイリアンの丸焼き</h1> 22 <h3>2026-08-23</h3> 23 <p> 24 エイリアンの丸焼きというのは、私が自分のつくるものの性質を指すときに気に入っている言い回しです。 25 </p> 26 <p> 27 詳細に言えば「私の作品は高級フレンチを期待して座っている皆さんの机の上に、エイリアンの丸焼きを置くようなものです」といった文章に用います。 28 </p> 29 <p> 30 皆さんはどう思うでしょうか?高級フレンチを期待して座っていたら、目の前にエイリアンの丸焼きがドンッと置かれたら。 31 テーブル係がどこがどう美味しいのか等々の説明をつけることはありませんから「エイリアンの丸焼きで御座います」とだけ述べて早々と別の準備を始めるでしょう。 32 </p> 33 <p> 34 別に私は皆さんが困惑している顔を楽しんでいるわけではないです。 35 私はただ、皆さん自身の感覚によってそれを咀嚼し、味を感じ、考え、気付くことを望んでいるのです。<br/> 36 エイリアンという未知で、既存の意味付けのないものの味を一番ダイレクトに味わって貰うためには、丸焼きは良い選択肢であるように思います。 37 もし可食部を取り出して皆さんの顎の代わりにミキサーにかけて幾らかのハーブで味付けすれば、それを受け入れて食べる方はずっと多くなるでしょう。 38 しかしそれでは、噛むごとに変化していく味も、食感も、焼けた皮の香ばしい匂いも失われてしまいます。 39 </p> 40 <p> 41 この私の判断が攻撃性を帯びていることを認めます。ここに、決して私が皆さんを攻撃する意図がないことを強く付け足しておきます。<br/> 42 もしかしたらあまりの異質さに吐いてしまうかもしれませんし、美味しいと思わないかもしれません。残念ながら合わなかったのでしょう。申し訳ない。 43 </p> 44 <p> 45 けれども私は、これが新しい美味しさであると思っています。肉の端の方が硬かったとか、中心部の味が薄かったとか、そういう意見があれば聞きますし、むしろそういう話がしたい。 46 </p> 47 <p> 48 どうぞ皆さん、よろしくお願いします。 49 </p> 50 </article> 51 <footer> 52 <p>@all right reserved by Minerva_Juppiter</p> 53 </footer> 54 </body> 55 </html>