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1 # 「ものづくり」とは 2 3 島根大学ものづくり部Pim 林'Tetsu'諒太 4 5 ## ものづくり・モノづくり・物作りetc... 6 7 インターネット上で「ものづくり」という言葉について調べると以下のような文章が見られ、それぞれにそれぞれの解釈があった。 8 9 > ものづくりとは、新しい価値を生み出す活動全般を指す言葉です。 10 11 from [1] 12 13 > ひらがなの“ものづくり”ですが、この場合の“もの”は、生産する“物”そのものを指します。中でも、人間の生活に使用される「製品」はその代表的な存在です。 14 > (中略) 15 > “モノ”は、製品そのものだけではありません。その製品を作る中で新しい開発方法を考えること、より良くするサービスを取り入れることなど、“もの(製品)”に「付加価値」を吹き込む活動まで含まれます。 16 from [2] 17 18 前者に対して後者では、「ものづくり」は新しい価値を生み出す活動全般ではなく、生産という限定的な意味だと説明されている。 19 20 > (前略)このような事態に対処して、我が国の国民経済が国の基幹的な産業である製造業の発展を通じて今後とも健全に発展していくためには、ものづくり基盤技術に関する能力を尊重する社会的気運を醸成しつつ、ものづくり基盤技術の積極的な振興を図ることが不可欠である。 21 from [3] 前文 22 23 ものづくり基盤技術は製造業の発展のために不可欠であるとしており、これはものづくり基盤技術が製造業の基盤の技術、つまり、ものづくりは製造業に類似した言葉として用いられていることが伺える。 24 ここまでで挙げた「ものづくり」という言葉はそれぞれに異なるものを指している。 25 しかし、[2]のモノづくりと他の2つの意味するものづくりには類似する部分を見出すことができる。 26 何等かを形作り、価値を生み出すという点である。 27 28 ## ものづくりの定義 29 30 前章では「ものづくり」の定義として「何等かを形作り、価値を生み出す行為」のようなものがあると述べた。 31 しかしながら、この表現は多義的であり、部活動というよりは産業的な側面の強いものになっている。 32 そこで、部活動や娯楽としての「ものづくり」にも触れながら、更に定義を明確にしていきたい。 33 34 価値という言葉の意味は、どのくらい役に立つのかというものであるが、産業では作ったものの利用価値の対価たる金銭がその代表的な指標として機能している。 35 しかしながら、部活動や娯楽としてのものづくりでは、一般には役に立たないようなものも作られており、作ったものの利用価値がものづくりに必須とは言えない。 36 37 ものづくりは、製品や機能を設計しそれを実現するまでの行為であることが必要である。 38 ここで、製品や機能というのは、つくったものの利用価値であり、産業はこれの実装の対価として金銭が発生し、設計と実装の楽しみこそが部活動や娯楽目的のものづくりと捉え直すことができる。 39 40 以上を経てここで定義したいものづくりという言葉の定義は 41 「アイデアを、(有形無形を問わず)実現すること」 42 である。 43 一語で言い換えると「具現化」とも言える。 44 45 参考文献 46 [1] https://ma-sys.co.jp/column-05/ 47 [2] https://jobpal.jp/gyousyu-1/contents/tips/031/ 48 [3] ものづくり基盤技術振興基本法