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Author: minerva-jupiter <ryouturn@gmail.com>
Date: Wed, 20 May 2026 20:52:54 +0900
feat: add new articles 26 and 27
- Create articles/26.html (別れ)
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diff --git a/articles/26.html b/articles/26.html
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+<!doctype html>
+<html>
+ <head>
+ <meta charset="UTF-8" />
+ <link rel="stylesheet" href="../style.css" />
+ <link rel="icon" href="/public/minerva-juppiter.svg" />
+ <title>別れ</title>
+ </head>
+ <body>
+ <header>
+ <h1>Blog</h1>
+ <h2>by Minerva_Juppiter</h2>
+ <nav>
+ <a href="/">Home</a>
+ /
+ <a href="/about">About</a>
+ </nav>
+ </header>
+ <article>
+ <h1>別れ</h1>
+ <h3>2026-05-12</h3>
+ <p>別れが美しいのは、それが救いであって勇気の名前だから。</p>
+ <p>
+ トーマさんの「オレンジ」という曲を聞いていて、「別れ」について考える機会があったので、たまにはぐちゃぐちゃとした考えを書き留めておこうかなと思いました。<br />
+ オレンジはとても素晴らしい曲なので、ぜひとも一度聞いてみてほしい曲です。https://www.nicovideo.jp/watch/sm19625630
+ <br />
+ ただ、この曲について何らかの解釈を与える意図はありませんし、私自身、言い換えなどを用いずに言葉を言葉のまま受け取ることが大切だと思っていますので、解釈論に付き合う気もないです。
+ </p>
+ <p>
+ さて、では抽象的な別れについて考えましょう。三省堂国語辞典には「別れる」として「いっしょにいた人たちがはなれて、会わなくなる。」みたいにして載っています。<br />
+ 別れと聞くと、基本的には深い悲しみにフォーカスが向くものなのかなと思います。<br />
+ なんなら全ての悲しみの根源みたいな顔をしているようにすら思う。<br />
+ 私は、悲しいことに曾祖母がなくなったとき、涙が出てこなかった。<br />
+ 眼の前で車に轢かれたらしき猫が息を引き取るのを、ただ黙って見つめていることしかできなかった。<br />
+ </p>
+ <p>
+ 私にとって別れは寂しいものでしたが、それほどに悲しいものではありませんでした。<br />
+ 小学3年生のとき、曾祖母が無くなって、知らせの電話を受けた母は泣いていましたが、私はどうしても涙を流すことができませんでした。<br />
+ 決して曾祖母のことを大切に思っていないわけではなく、寂しいという感情はありました。<br />
+ けれども同時に、私の中で、認知症を患って私のことは覚えていないのだけど、それでも丁寧に手足をマッサージをすると、穏やかな笑顔になった曾祖母との思い出が、過去が消えてしまう訳では無いという想いが強くありました。<br />
+ それが、私なりの別れの乗り越え方というか捉え方です。別れた人との未来はないかもしれない。けれど、過去は変わることはない。<br />
+ 過去を変えることができないことは、残酷なようで、大きな救いであるのだと思います。
+ </p>
+ <p>
+ そんな別れを扱った表現がこの世には数多あり、その幾つかは鋭い美しさを持っているものです。<br />
+ どうしてそんなに美しいのか。どこにそんな望ましい部分があるのか。<br />
+ 考えるほどに私は、別れが救いであるということに思い当たります。<br />
+ 愛を伴わない恋でよくあるように見えるのが、付き合いたては幸せいっぱいで、段々とお互いの嫌なところが見えてくる、そうやって一緒に居る時間が苦痛になってしまう。<br />
+ それがもし、嫌なところが見えて来る前に別れていたら、幸せいっぱいの思い出と共にその関係を閉じることができる。<br />
+ 別れは思い出の冷凍保存というか、解凍できないですけど。<br />
+ かつ、それは相手との未来を諦めるという、勇気なのかなと、そう思いました。
+ </p>
+ </article>
+ <footer>
+ <p>@all right reserved by Minerva_Juppiter</p>
+ </footer>
+ </body>
+</html>
diff --git a/articles/27.html b/articles/27.html
@@ -0,0 +1,56 @@
+<!doctype html>
+<html>
+ <head>
+ <meta charset="UTF-8" />
+ <link rel="stylesheet" href="../style.css" />
+ <link rel="icon" href="/public/minerva-juppiter.svg" />
+ <title>歩けない帰り道</title>
+ </head>
+ <body>
+ <header>
+ <h1>Blog</h1>
+ <h2>by Minerva_Juppiter</h2>
+ <nav>
+ <a href="/">Home</a>
+ /
+ <a href="/about">About</a>
+ </nav>
+ </header>
+ <article>
+ <h1>歩けない帰り道</h1>
+ <h3>2026-05-20</h3>
+ <p>暗い話なので、好かない方はそっと閉じて下さい。</p>
+ <p>
+ 小学3年生のときだったと思う、とても覚えている。<br />
+ 何もしたくなかった。<br />
+ 生きているのが面倒くさかった。歩くのも、立つのも、座っているのも、息をするのも、死ぬのも、とにかく面倒くさかった。<br />
+ 自分が生きている意味を考えたけれど、何もなかった。<br />
+ 何もせずに、消えてしまいたかった。人生の意味があってたまるかと思った。<br />
+ 小学校の校舎の枯れた黄色の壁に反射する光すら眩しかった。
+ </p>
+ <p>
+ もともとは、人より歩くのが速く、誰とも群れない性格だったので、前に人がいるのがストレスで、ずっと走って下校していた。<br />
+ けれどもそのときは、とてもとぼとぼ歩いていた。誰よりも遅く、地面の柄が移り変わっていくのを、ただぼおっと見ていた。<br />
+ 足を交互に前に出すと、身体が前に進む。それをずっと、ほぼ永遠に、ゆっくりと繰り返すと、いつかは家に着く。<br />
+ こうして帰っている時間は嫌だったが、それと同じくらい家に着くことも嫌だった。<br />
+ 本当は、学校が一番嫌だったのかもしれない。わからない、私にとって学校は、行くべきものであって、好き嫌いの対象ではないし、行かないという選択肢はなかった。
+ </p>
+ <p>
+ 数年前にも同じように歩いて帰ったことがある。<br />
+ 私が転換性障害にかかる、大きなきっかけとなる出来事の日の帰り道。<br />
+ 学祭の1日目の帰り道で、6月かそこらの、日差しの眩しい日だった。<br />
+ 熱さや日焼けなんてどうでも良いと本気で思った。<br />
+ 首筋の後ろに照りつける太陽が鬱陶しかったが、日陰に入る気力もなかった。<br />
+ 数メートル先の木陰が、たどり着けない絶壁の先にあるようだった。
+ </p>
+ <p>
+ だから、小学3年生の頃の私は、実は鬱状態だったんじゃないかなと思った。<br />
+ それがどうこうなる話ではないけれど、まあ、備忘録みたいな感じで書いた。<br />
+ 誰も幸せにならない文章でごめんなさい。優しく殺してね。
+ </p>
+ </article>
+ <footer>
+ <p>@all right reserved by Minerva_Juppiter</p>
+ </footer>
+ </body>
+</html>
diff --git a/index.html b/index.html
@@ -26,6 +26,9 @@
<h1>Articles</h1>
<ul>
<li>
+ <a href="articles/26.html">別れ</a>
+ </li>
+ <li>
<a href="articles/24.html">ブランコ</a>
</li>
<li>
@@ -99,6 +102,9 @@
<li>
<a href="articles/25.html">リビドー</a>
</li>
+ <li>
+ <a href="articles/27.html">歩けない帰り道</a>
+ </li>
</ul>
</main>
<footer>